モス（こけ）風アレンジをしたアルファベットが流行っています。「私も作りたい！」と思っていたものの、どうも難しそうに見えてずっと諦めていました。
この記事の目次
モスオブジェって？
アルファベットの表面または全面に、人工素材のモス（こけ）を貼り付けて作るインテリアオブジェです。インスタグラムで見つけた、先輩花嫁様たちのすばらしい作品をご紹介します。
モスはどこで売っている？通販で買えるの？
みなさんの作品を見ると、「アイランドモス」と呼ばれる、プリザーブドフラワー素材のモスをグルーガンまたはボンドで貼り付けるだけでできる、と書いてありました。ふむふむ、アイランドモス。そこで！通販で取り寄せてまずは試作をしてみることに。
モスを探すには、造花専門店がおすすめです。
花びし
花どんやアソシエ
などが有名ですね。
私が実際に購入したモスの数々。どれが一番いいかわからず、まずは少量パックでお試しです。
一口にモスといっても、色や種類がさまざまです。こちらはグリーンが濃いタイプ。
そして「アイランドモス」。割と明るめの色ですが、「スプリンググリーン」という色合いのものです。
ほかにも２種類ほどありました。
そしてこちらがいまひとつ失敗したモス。「シートモス」と書いてあったので購入しましたが、オブジェ貼り付けには不向きのようです。茶色い部分が多かったです。
そして、「アイランドモスで作る！」と決めた私は、大きな箱入りのものを購入。届いて見ると、グレーに変色している部分もあり、品質は均一ではなかったです。色も想像よりも明るめでした。
自分が通販でいつも感じることには、「もっと本物の色が画面上で表現されていれば選びやすいのになあ」と思います。プリザーブドフラワーの場合、カタログ画像しか掲載されておらず、実際に届くものとは少し色や形に差ががあるので心配です。
お近くにフラワーショップがある方は、目で見て選んだほうがよいです。
ともかくこれを使って、作ってみました。
どんな素材に貼り付ける？モスオブジェの土台
まずは厚みがあるアルファベットに貼り付けることにし、紙製のアルファベットを用意しました。
厚みがあるので、自立します。
フラワーアーティストをしている友人から、モスオブジェのサンプルを貸してもらっていましたので、それを見ながらチャレンジ。木工ボンドを使いましたが、意外とモフモフして苦戦しました。
左がプロが作ったモスアルファベット。右が私が初チャレンジしたもの。うーむ違いすぎる・・
そして次に楽天市場にて、木製のアルファベットを入手しました。
大きめの木製アルファベットです。
こちらも厚みがあるので自立しますが、できれば土台をつけたほうが安定しそうです。
そして、アイランドモス（大きな箱で買ったもの）をむしりながら、ひたすらボンドで貼り付けて、ハサミでちょきちょきトリミングしながらがんばりました！
プロからのアドバイス「細いワイヤーなどで巻きつけながらするとかっちりしたモスオブジェになる」と聞いて、透明のワイヤーでグルグル巻きながらの作業です。
プリザーブドフラワーのモスは、特殊な薬液につけることで着色しているため、特有の匂いがします。
そのため、匂いに敏感な人にはおすすめできないと思いました。かなりくさいです・・作業中はマスク必須でした。
３時間ぐらいかかってようやくここまで。
何に時間がかかるかというと、モスの枝部分と先端の使える部分を分ける作業だったり、不要なゴミを取り除く作業だったり、そういったことに予想外に時間をとられます。
３文字仕上げることになっていましたので、ここで挫折しようと思ったとき、貼り付けに適したモスとの出会いがありました。
このモスがあればイニシャルモスが簡単に仕上がる！貼り付けしやすいモス素材
アイランドモスは、水分を多く含んだような質感のため、貼り付ける際にどうしてもボコボコしてしまいます。
しかし、今回発見したドライタイプのモスは、乾燥しているため圧縮に強く、ギュッ、ギュッと貼り付けながら作業ができて本当に便利。
１袋にたくさん入っていますので、高さ１０cm程度のアルファベトで、イニシャル３文字ぐらいなら十分作れそうですね。
木製アルファベットの土台をつけて安定感をアップした上で、このドライ素材のモスを貼り付けました。
またカットが不足な部分がありますが、いい感じの仕上がりです！
＆の文字もこの通り。しかしスタッフ３人がかりで１文字ずつ担当して、トータル３時間ぐらいかかりましたので、かなり孤独な作業になります（笑）ひたすら黙々とモスを貼り付けていきました。
底にはモスを貼り付けない方がよいです。安定するためです。
イニシャルモスは前撮りや屋外撮影にもぴったり！
テッドのウェディングドールと一緒に撮影しました。全面にモスを貼り付けたアルファベットオブジェがいい雰囲気です。
＆の文字だけでもかわいいですね。
自立さえすれば、木製にこだわる必要はないので、現在ダンボール素材を使ったモスアルファベットキット＆完成品を企画中です。
ダンボールであれば、お客様のお好きな大きさ、お好きな書体で作成できますので、活用範囲も広がりますね。
貼り付けしやすいモス素材だけでも先行販売しますので、モスが新商品に加わり次第ブログでお知らせいたします。
完成品をご注文の方には、万が一一部のモスが剥がれてしまったときのために、このように修正用ボンドと少量のモスもサービスでおつけする予定ですのでお楽しみに。
シェリーマリエは、皆様がオリジナルウェディングを実現するためのアイデアや商品開発に取り組んでいます。
「こんな商品を探している」「どこにも売っていないからぜひ企画して！」というご要望にも出来る限りお答えしますので、お気軽にご相談くださいね。
乾燥モスの資材販売がスタート！
私のような苦労を、プレ花嫁さんたちにさせたくない！ということで、簡単手軽にモスアルファベット作りにチャレンジしていただけるよう、一番作りやすい乾燥モスの取り扱いを始めました。
１２g入りお試しパックもありますので、お気軽にお申込みくださいね。
全面にモスを貼り付けた既製品タイプも新登場！（限定商品）
ナチュラルがテーマのウェディングを企画中のプレ花嫁様必見！モス素材のアルファベットオブジェが新登場しました。
全てのアルファベットが揃っているわけではなく、＆の文字もないため、使用方法は限られますが、HAPPYの文字などは作れますのでぜひページをご覧ください。
高さ約２５ｃｍの、大きめサイズ。アルファベットにモスを貼り付けています。
あいにく「＆」の文字がなく、全アルファベットがそろっているわけではないのですが、
「ＨＡＰＰＹ」など、組みあわせ次第で素敵なモスオブジェになります。
なんといっても自立できるスタンつき！
たとえば、こんな風なデコレーションが可能です。
ロングマットモスシートの上に、モスアルファベットやモスアニマルを並べて。
キャンドルや造花、フォトフレームなど、お好きなアイテムを並べて、お二人だけのオリジナルなウェルカムスペースを演出してみましょう！
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